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C# | Xamarin で Android 実機に接続
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C# | Xamarin で Android 実機に接続

Visual Studio の Xamarin Forms から、Android端末の実機に接続する手順

2023/03/12

Visual Studio の Xamarin Forms から、Android端末の実機に接続する手順を記します。

Android端末の種類にも依ると思いますが、Webに掲載されている手順で上手くいかない場合に参考にして下さい。

手順

環境は以下となります。

  • Visual Studio 2023
  • Android端末 : Galaxy S10
  • Androidバージョン : 12
  • PCとAndoroid端末はUSB接続

1. Xamarin プロジェクト作成

Visual Studio で Xamarin のプロジェクトを作成して開きます。

2. Android SDK Managerを起動

タブの ツール > Android > Android SDK Manager を起動します。

3. Android関連のソフトウェアをインストール

接続するAndroid端末のAndroiバージョンに対応したSDK Platformをインストールします。

Androidバージョン12の場合

  • プラットフォーム > Andoroid 12.0 - S > Android SDK Platform 31

また、Andoroid端末とUSB接続するのでドライバーも必要です。

  • ツール > 追加 > Google USB Driver

4. PCを開発者モードに変更

設定 > 開発者向け で設定を変更します。

  • 開発者モード : ON
  • デバイスの検出 : ON

image

5. Android端末を開発者モードに変更

Galaxyの場合は以下の手順です。

  • 設定アプリ > 端末情報 を開く
  • ソフトウェア情報 を選択
  • ビルド番号 を 7回連続 でタップ

これで開発者モードがONとなり、設定アプリの一番下に「開発者向けオプション」が表示されます。

6. Andoroid端末のUSBデバッグを有効

引き続き、Andoroid端末の「開発者向けオプション」設定を変更します。

  • USBデバッグ : ON に変更

この時点で、PCとAndoroid端末をUSBケーブルで接続し、Visual Studio の Androidプロジェクトからデバッグ起動する際に「Andoroid端末」が表示されていれば問題無く完了です。

もし、この時点でもVisual Studio上でAndoroid端末を認識していないようであれば、以下を試して下さい。

7. USBケーブル変更

PCとAndoroid端末をUSB接続しているにも関わらず、PCのエクスプローラー上にAndoroid端末が表示されていない場合、USBケーブルが対応していない可能性があります。

USBケーブルを変更し、WindowsがAndoroid端末を認識しているか確認してください。
(通常、USB接続した時点でポップアップ等が表示されます)

8. Android のUSB設定を変更

Andoroid端末の「開発者向けオプション」設定を変更します。

  • 標準USB設定 > 画像を転送 を選択

ここまでの設定で概ね上手くいくと思います。

これでもPCがAndoroid端末を認識しない場合は以下をお試しください。

9. Samsungドライバーをインストール

PCにSamsungドライバーをインストールしてみます。

https://developer.samsung.com/android-usb-driver

それでも上手くいかない場合は、他サイトを参考にしてトライしていくしかないでしょう。


以上です。